割烹料理とは、会席料理・懐石料理・精進料理などの伝統的な料理の一般的な呼び名です。割烹料理には多彩な魅力があります。ここでは、三重県四日市市にある割烹「若紀久喜旬」のメニューを例として、割烹料理の魅力について簡単にご紹介しましょう。
旬の食材を活かした割烹料理は、当然メニューも季節ごとに大きく変わります。例えば、春の目玉は「春会席」。ホタルイカとウドの酢味噌和え、山奥の淡水で育った「絹姫サーモン」、桜の花を乗せた茶碗蒸し「桜蒸し」、4~5時間かけてじっくり練り上げた味噌を使った豆腐田楽、醤油やカニ味噌など和風の隠し味を使ったグラタン、そしてシラスとふきのとうを使ったご飯など、春の食材をふんだんに使った贅沢な料理です。
このように、日本料理の中でも特に、刺身や洗いなど食材を生で用いた料理と、焼き物や煮物など加熱した料理が一緒になったものが割烹料理なのです。旬の食材が、その持ち味を最大限に活かすような様々な形で出されるので、一品残らず存分に堪能することができます。これが、割烹料理の最大の魅力と言えるでしょう。